今井はなんでまだ「今井」なんだ(小保内)
3月12日に、五回目の単独ライブ「進化論」を控えているカフカの小保内です。
前回の記事でね、今井さんがある種の予防線を張る感じで、カフカの9割は小保内だといってましたね。
kafka-jigokunikki.hatenablog.com
いや、僕もその通りだと思うんです。カフカはネタも全部僕が書いているし、ライブのコンセプトやHPの更新、YouTubeにどのネタの動画をどうやって上げるかに至るまで、全て僕の意思で動いているコンビです。
ただね、そのことを免罪符にして、妥協してほしくはないんだ。今回の「進化論」は、今井さんの進化のための「進化論」でもあるんだ。
今回のライブでは、今井さんには半分以上のネタで「池田」というキャラクターになってもらうことになっています。
今井よ、なんでまだ「今井」なんだ。
お前は「池田」になるんだ。早くLINEで俺が出した宿題をやれ。「池田」のキャラクターからイメージされる家族構成、出身地、最終学歴、部活経験、趣味、恋愛経験、海外渡航経験、職歴などのディティールを決めろ。早く「池田」を作り上げろ。
理系の学生、池田のお母さん、ハーフ女子、東北のおじいさんなど、多彩な役柄に憑依するのは俺がやるから、な、頼むぜ。「池田」になってくれな。
あ、若干ライブの内容がバレちゃった。
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カフカ第五回単独ライブ
「進化論」
2017.03.12(Sun)
ライブシアターなんば紅鶴
開場19時
開演19時30分
閉演21時30分
チケット¥1.000-(1D別)
チケット取り置きは以下のアドレスに名前と枚数を明記の上ご連絡ください。
kafka2016.mail@gmail.com
5回目の単独ライブのアピールを今井から
「カフカ第5回単独ライブ進化論」やります!
どうも!カフカ、今井です!今回は今井が更新します!
3月12日にカフカの5回目の単独ライブを行います!
過去4回の単独ライブ、コントライブツアーを経験し、進化したカフカをお見せできるのではないかと思います。
カフカのプチ情報として、カフカの9割は相方の小保内なんです。
ネタを書くのも小保内、ライブの構想を考えるのも小保内、Twitterの更新も小保内、HPの更新も小保内、もうなんやかんや小保内。
1割が今井です。
だからはっきり言える。カフカはおもしろい。
台本をもらうわけです。
僕が一番最初の客。そして、最高に笑う。
おもしろい。
小保内が考えることが好きなんでしょうね。
だからこそ、それをお客様に知ってほしい。
最高な状態で出したい。
そう思っているわけです。
最高におもしろいネタを最高におもしろく表現します!頑張ります!
くそおもしろい単独ライブにします。
ぜひ、お越しください!!
「カフカ第5回単独ライブ進化論」
2017.03.12(Sun)
ライブシアターなんば紅鶴
開場19時
開演19時30分
閉演21時30分
チケット¥1.000-(1D別)
チケット取り置きは以下のアドレスに名前と枚数を明記の上ご連絡ください!
kafka2016.mail@gmail.com
3.12 カフカ第五回単独ライブ「進化論」に寄せて
3月12日に五回目の単独ライブします。
ライブタイトルは「進化論」です。最近考えてることをお笑いにしてみたライブなので、ちょっと最近考えてることを書いておきます。
個としてはただ短いスパンに生きては死ぬ生物は、種としてみると実は長いスパンで進化しているなんて言います。それは人間もまた同じだと言います。人間は、ここ百年、いやここ十年、ここ一年で見ても、たくさんの科学的、技術的、社会的な進化を遂げています。僕の小学生時代と大学生時代を比べた時に、所詮10年程度のギャップであるにも関わず、人間の暮らしはいくつものマイナーチェンジを遂げています。
はたして人間にとって「社会の進化」というものが「種の進化」にあたるのかはわかりませんが、世の中には社会のために身を粉にするべきだという言説が溢れかえっています。国の発展のために死んだ人間は英雄になるし、世のため人のために生きろという言葉は、多くの人にとって物凄く強い説得力と拘束力を持っているように思えます。
それらは、「個」としての人間の弱さを、「種」としての全体性の説明力に還元させることで、どうにか確かなものにしようとする、人間の思想上、認識上の戦略であるように思われます。人間としての実存的な関心を「社会」のような大きなもの、個に対して超越的なものに委ねることによって、死を超越した生が可能になるような、そういうプロジェクトが「社会」そのものなんだろうな、と僕は思っています。
でも、所詮それらは、ある程度以上長いスパンで観察すれば、まやかしに過ぎません。時間のスケールが違うだけで、種だって生まれた瞬間もあれば、絶滅もする。すべては、つまり社会さえも、生きたり死んだりするものです。種から種への移行によって、リレー形式で受け継がれていく「進化」というスケールの箱そのものも、当然いつかは死に行くものです。
すなわち、進化も、種も、個も、誕生してから絶滅するまでの過程のそれぞれを微分すれば、そこには「生」「生殖」「死」の三過程があるのみなのです。そう考えるからこそ、僕にとっての「進化論」は、「生」「生殖」「死」のおはなしです。
二時間にわたって、生きること、殖えること、死ぬことをお笑いにしました。よかったらどうぞお越しください。
3.12(sun)
「カフカ第五回単独ライブ 進化論」
@ライブシアターなんば紅鶴
開場 19:00
開演 19:30
閉演 21:30
¥1000 (+ 1 drink)
チケットお取り置き
kafka2016.mail@gmail.com
カフカのブログ「地獄日記」が開設されました。
フリーお笑いコンビ「カフカ」の小保内-今井のリレーブログ「地獄日記」が開設されました。頻度、内容ともに未知数なブログですが、ブログとして成立するくらいには更新していこうと思います。
どうぞ皆さまよろしくお願いいたします。
【カフカ】
2016年結成。
小保内と今井からなるフリーお笑いコンビ。
主に漫才とコントを行う。
コンビ名「カフカ」は小保内の敬愛する小説家フランツ・カフカから。
2016年5月、四国のNPO法人のイベント内で初のネタお披露目。その直後、神戸にて単独ライブ「青いカフカ 五感が死んでる」を敢行。漫才とコントを織り交ぜつつ、全体としてストーリーが立ち上がる単独ライブのスタイルを何となく確立させる。その後、「白いカフカ 軽率24時」「赤いカフカ 蘇る五感」「黒いカフカ 武器だるま作ろう」と1~2か月おきに単独ライブを開催。この4回分の単独ライブをもとにした、2017年1月にコントライブツアー「藍色の彼女」の東京公演をもって関東地方に初進出。精力的にライブ活動を展開する。
<単独ライブ歴>
2016年
5月14日 第一回単独ライブ「青いカフカ 五感が死んでる」
7月2日 第二回単独ライブ「白いカフカ 軽率24時」
8月22日 第三回単独ライブ「赤いカフカ 蘇る五感」
10月30日 第四回単独ライブ「黒いカフカ 武器だるま作ろう」
12月17日 小保内一人コントライブ「冬のスクール水着」
2017年
1月6日 コントライブツアー「藍色の彼女」東京公演
1月22日 コントライブツアー「藍色の彼女」大阪公演
3月12日 第五回単独ライブ「進化論」